
英語学習に勤しむ方、お疲れさまです。
頑張り過ぎて体を壊さないようにしましょうね。
さて、新しい単語が好きな方。
気分転換に出来たてほやほやの新しい単語を眺めてみませんか?
今回は2021年下半期にOxford English Dictionaryに登録された英単語を紹介します。
名付けて「あなたの英会話を豊かにする英語の新語・2021年下半期版8選」
普段みなさんが英検®やTOEICで勉強されている英単語。
新語に比べるとより汎用的なのでそちらの勉強の方が優先度が高いでしょう。
しかし、新語は今の社会、これからの社会をいち早く知る上では必要になってくるのではないでしょうか。
もし新語を知っていれば海外のニュースを深く学べたり、トレンドを追うことができるのではないかと私は思います。
また、新語があれば英会話のスパイスにもなるでしょう。
所々に新語を織り交ぜて使うと、英語話者からはアンテナを広げている人だと受け取ってもらえるかもしれませんね。
さて、前フリが長くなりましたが紹介してきますね。
単語についてですが、できるだけ一過性になりにくいものにしています。
今もそしてここ数年は使える単語ではないかと思います。
それではどうぞ。
新語に関する記事一覧はこちら!
なお、新語についてはOxford English Dictionaryの次のサイトを参考にしています。

参考リンク
2021年下半期英語の新語”hybrid”

“hybrid”の意味

“hybrid”の意味は次のとおりです。
COVID-19の影響により、職場/教育環境の変化対応が求められるようになりましたね。
2019年まではそこまで日本に浸透していなかったリモートワーク/授業が2020年ではかなり馴染んできたと思います。
ただ、完全にリモートになるわけでなく通勤/通学も組み合わせる会社/学校も多いと思います。
まさにhybridですね。
“hybrid”の使い方
“hybrid”の使い方の一例です。
私の会社は従来の通勤型勤務とリモート勤務の両方を受け入れている。いわゆるハイブリッドな勤務だ。
2021年下半期英語の新語”comfort eating”

“comfort eating”の意味

“comfort eating”の意味は次のとおりです。
“comfort eating”。
日本でイメージしやすいものは「やけ食い」ではないでしょうか。
comfort eatingに似た表現として、stress eatingやemotional eatingもあるようです。
“comfort eating”の使い方
“comfort eating”の使い方の一例です。
ジェシカはマイクに振られたため、やけ食いをした。
2021年下半期英語の新語”extreme weather”

“extreme weather”の意味

“extreme weather”の意味は次のとおりです。
近年、日本でも異常気象という言葉を耳にしますね。
極端に暑い/寒い気候。
季節外れの台風、雪。
異常が当たり前の感覚になってきている気がします。
さておき、extreme weatherも近年の世界情勢を反映させた言葉になりますね。
“extreme weather”の使い方
“extreme weather”の使い方の一例です。
2019年6月は世界的に最も暑い月となった。これは異常気象によるものだ。
2021年下半期英語の新語”anti-vaxxer”

“anti-vaxxer”の意味

“anti-vaxxer”の意味は次のとおりです。
陰謀論の疑い、副作用の恐れ等様々な理由によりCOVID-19のワクチンを接種しない人はニュースで話題になりましたね。
「反ワク」という言葉も出たほどです。
“anti-vaxxer”の使い方
“anti-vaxxer”の使い方の一例です。
B: No wonder he rejects it because he is an anti-vaxxer.
A: ジョンはワクチンを接種する気がないらしい。
B: 彼は反ワクチン派だから当然だね。
2021年下半期英語の新語”bants”

“bants”の意味

bantsがbanterを短くしたものというのが興味深いですね。
言葉って常に変化しているものなので、bantsがその変化を垣間見ることができるからです。
100年後、200年後はもしかするとbanterが死語になり、bantsが日常で使われるようになる・・・ということがあるかもしれません。
“bants”の使い方
“bants”の使い方の一例です。
彼らは酒を飲み、タクシーを盗み、逃げ回り、残り物をたくさん食べたので左遷された。典型的な若者の行動であり、飛び抜けて粗野な行動だ。
2021年下半期英語の新語”decadence”

“decadence”の意味

“decadence”の意味は次のとおりです。
リッチ/豪華/脂肪分たっぷり/高カロリー/危険な料理(フグ等)/を指す。
decadenceは日本語でもカタカナで「デカダンス」と言ったりしますね。
そしてdecadenceは「退廃」という一般的にマイナスイメージがある言葉ですが、これに中立的/肯定的な意味が付与されたのが面白いと思います。
“decadence”の使い方
“decadence”の使い方の一例です。
チョコレートケーキは典型的なデカダンスの食べ物だ。
2021年下半期英語の新語”gig”

“gig”の意味

“gig”の意味は次のとおりです。
gigといえば、音楽における一回の演奏をイメージする方が多いと思います。
しかし近年、この音楽におけるgigが由来となり「単発の仕事」の意味合いを持つようになりました。
日本でもギグワーカーという言葉を聞きますからね。
“gig”の使い方
“gig”の使い方の一例です。
ギグワーカーとは独立した請負業者もしくはフリーランサーとしてサービス業で一時的に仕事をする人のことである。
2021年下半期英語の新語”skinship”

“skinship”の意味

“skinship”の意味は次のとおりです。
スキンシップはphysical contactと置き換えるべきと覚えている学習者は多いかもしれません。
だからかつてはスキンシップをskinshipとするのは間違いでした。
しかし、skinshipでも英語話者に通じつつあるようです。
“skinship”の使い方
“skinship”の使い方の一例です。
日本や韓国国内の文脈ににおいて、親子/恋人/友人同士で体に触ることをスキンシップと呼ぶ。
まとめ
以上が「あなたの英会話を豊かにする英語の新語・2021年下半期版8選」でした。
もし興味深く感じたらシェアお願いしますね。
毎月オックスフォード英語辞典では数百の単語が登録されています。
次々と新しい言葉が生まれています。
これらを追っていくのは大変ですが、面白い発見があります。
それは今の社会を反映した単語であったり、人間のあるあるを反映した単語であったり。
今後もそのような単語を紹介していきますね。

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