
最近はSNS界隈でWordleという英単語ゲームが流行っていますね。
英語ネイティブ向けのゲームで中々やりごたえがある難易度だという噂です。
英語力向上の一環で私も挑戦したいと思います。


⬜⬜⬜⬜⬜

それなら、dizzyかなー。
⬜⬜⬜⬜⬜

それならquickで!
⬜⬜⬜⬜⬜

・
・
・
5分後


全然Wordleが解けません。
私、TOEICでも700点取れるようになったから結構行けると思ったんですけど・・・。
選んだ単語が全然ヒットしないんです・・・。

どうしたんですか、先生?

決してエイコちゃんの語彙力が低いって感じには見えないわね。

はい、お願いします!

ちなみに、ある程度Wordleのことが分かっていて結論を早く知りたい人はWordle攻略法の結論をクリックしてください。
そして、本記事ではWordHurdle(元Wordle2)の攻略法についても触れており、結論を早く知りたい人はWordHurdle攻略法の結論をクリックしてください。
それぞれの結論にワープします。
Wordle攻略法、効率的な単語…基本的な考え方

まずWordleを攻略するにあたり重要な基本的な考え方をお伝えします。

基本的な考え方1…6回のチャンス中、最初の2-3回で単語候補を絞る


エイコちゃんも知ってのとおり、Wordleは回答チャンスは6回。
だけどね単語を当てにいくのは正解に使用される単語の文字候補を絞ってからになる。

うん。
だって、5文字の英単語って沢山あるからね。
ちなみにエイコちゃん、5文字の英単語っていくつくらいあると思う?

もっとあるわよ、Regex Dictionaryによるとその数は約4,300。

だから、適当な単語を入力しても正解になることはほとんどないわね。
だけどね、次の図のようにうまく絞ると正解が見えてくるの。

エイコちゃんもご存知のとおり、黄色背景の”D”、”L”、”R”が正解単語に使用されている文字。
緑背景の”E”が正解単語に使用されている文字で位置もあっているもの。
実はこれ、4,300個から14個に絞りきれたことになるの。
この図だとちょっと絞り込みに回数を要しているけど、5回目までには当てることができると私は思うわ。

分かったわ、次のセクションで説明するわね。
基本的な考え方2…絞るときは文字重複がないようにする

さて、最初の2-3回は単語の絞り込みに使うことは分かったわねエイコちゃん?

この絞り込みに使う貴重な回数、文字重複がないようにすることが大事。
3回の回答で絞るなら15文字の「あるなし」が分かるべきというのはエイコちゃんも納得できるかしら?

だけど、さっきのエイコちゃんはこんな感じだった。

これなんだけど、”fuzzy”と”dizzy”で”z”と”y”が重複。
そして”fuzzy”と”quick”は”u”が重複。
“dizzy”と”quick”は”i”が重複。
3回の回答で最大15文字の「あるなし」が分かるべきなのに、11文字しかチェックできていない。

うん。
だから、絞り込みするなら”build”→”charn”のように文字重複がないようにしなければならない。
そして、まだ大事なことがあるから次のセクションで話すわね。
基本的な考え方3…登場頻度の高い文字を知る

英語のアルファベットは26文字あるけど、文字によって登場頻度はバラバラ。
どの文字が登場頻度が高くて、どれがそうでないか押さえておくといいわ。
次の表は第9版のConcise Oxford Dictionaryに登場する文字の登場頻度を降順に並べたもの。
まずは見てもらおうかしら。
文字 | 頻度 |
---|---|
E | 11.1607% |
A | 8.4966% |
R | 7.5809% |
I | 7.5448% |
O | 7.1635% |
T | 6.9509% |
N | 6.6544% |
S | 5.7351% |
L | 5.4893% |
C | 4.5388% |
U | 3.6308% |
D | 3.3844% |
P | 3.1671% |
M | 3.0129% |
H | 3.0034% |
G | 2.4705% |
B | 2.0720% |
F | 1.8121% |
Y | 1.7779% |
W | 1.2899% |
K | 1.1016% |
V | 1.0074% |
X | 0.2902% |
Z | 0.2722% |
J | 0.1965% |
Q | 0.1962% |

そうだね。
それを踏まえると、単語候補を絞るとき、”E”や”A”や”R”など登場頻度が高い文字で行う必要があるわね。
そして、登場頻度が高い文字で絞っていけば6回以内で正解できる確率は極めて高くなる。
でもさっきのエイコちゃんは真逆だったわね・・・。
プレイバック。

“Q”、”Z”は極めて登場頻度が低いから初手の絞り込みで使うのは良くないわね。
そして”Y”もそんなに登場頻度が高いとは言えないので、”Y”で絞るなら他の登場頻度が高い文字で絞りましょう。


そうだよね、気になるよねー。
そこで、次のセクションではその単語をお伝えするわ。
本記事でいう答えになるわね。
Wordle攻略法、効率的な単語…高頻出文字をあぶり出す方法

さて、お待たせしました。
今までのセクションを踏まえて最初の3回でどういう絞り込みをすればいいか話させていただきます。

効率的な単語の算出方法

先ほどお話したように、英語アルファベッドの文字には登場頻度の違いがあります。
そこで下図のように最も登場頻度が低い”Q”に1点、最も登場頻度が高い”E”には26点と1点刻みで点数を付けます。

そして、すべての5文字単語に対して、登場した文字で得点を合計します。
例えば”apple”ならば、”A”で25点、”E”で26点、”L”で18点、”P”で14点、合計は83点になります。

この合計得点が最も多い文字を1手目の単語とします。
もちろん、正解候補単語は1手のみでほどんど絞れないので、2手目の単語を考えます。
下図のように、1手目で使用した単語を0点とします。
1手目が”apple”だと”A”と”E”と”L”と”P”が0点になります。

そして、先ほどと同様に登場した文字数で点数を合計します。
“A”と”E”が0点になっているのが見えますね↓。

このやり方で3手目までの最適解を導きました。
高頻出文字をあぶり出す単語

高頻出文字をあぶり出す単語です。

次の黄色で色が付いた高頻出文字をあぶり出せます。
それでは言っていきますね。

パターン1: 1手目がirate、2手目がsound、3手目がlymph
パターン1は1手目がirate、2手目がsound、3手目がlymph
- 1手目:irate
- 2手目:sound
- 3手目:lymph
これは文字の頻度順のみを考慮した手になるわ。
パターン2: 1手目がretia、2手目がlocus、3手目がnymph
パターン2は1手目がretia、2手目がlocus、3手目がnymph
- 1手目:retia
- 2手目:locus
- 3手目:nymph
これもパターン1と同様、文字の頻度順のみを考慮した手になるわ。
パターン3:1手目がadieu、2手目がsnort、3手目がlymph
パターン3は1手目がadieu、2手目がsnort、3手目がlymph
- 1手目:adieu
- 2手目:snort
- 3手目:lymph
これは母音を優先的に割り出す手になるわ。
パターン4:1手目がaudio、2手目がsternもしくはnerts、3手目がlymph
パターン4は1手目がaudio、2手目がsternもしくはnerts、3手目がlymph
- 1手目:audio
- 2手目:sternもしくはnerts
- 3手目:lymph
これもパターン3と同様、母音を優先的に割り出す手になるわ。
母音/子音あぶり出し単語
母音/子音あぶり出し単語は次になります。
- audio
- adieu
tryst, sylph, psych, nymph,
lymph, glyph, myrrh, flyby,
dwarf, fjord, kudzu, vexed
Wordle攻略おすすめ単語
Wordleにおける個人的なオススメは、1手目irate、2手目locus、3手目nymph。
理由は1手目の単語がeで終わること、理由は英単語の最後の文字はeになるものが多いから。
そして、もう一つの理由は比較的覚えやすい単語であること。
もしよかったら使ってみてね。

そして、最後に一言。
この方法には抜けている観点があるからそれをお話させていただくわ。

抜け落ちている観点

実は、今回紹介した攻略法。
文字の順番は考慮していないの。
例えば、”maple”って単語を例にするけど、多くの英単語って”E”が最後に来やすいのはエイコちゃんもなんとなく感じているんじゃないかな?

それを考えると、文字の登場頻度だけを考慮した絞り込み方法ってこれが最善とはいえなくて、文字順番も考慮しなければならない。
だけど、文字順番も考慮した方法を見出すには時間がかかるし、文字の登場頻度だけを考慮した方法でも十分効果的なので今回はお話させていただいたわ。
文字の登場頻度のみを考慮した方法でも十分に正解単語の候補を絞り込むことができるから、よかったら試してみてね。

Wordleが今後も流行るなら、文字順番も考慮した絞り込み方法を記事にさせていただくわ。
WordHurdle攻略法、効率的な単語


そうよ、WordHurdle。
Wordleは2021年10月の公開以降世界的な人気になったけど、Wordleの派生版が次々と誕生したの。
- 5文字の名前のポケモン名を当てる「ポケモンWordle」
- 5文字の日本語を当てる「WORDLE ja」
- フランス版のWordle「Le Mot」
- 1文字のレターを当てる「LETTERLE」

そうだね。
そして、そんな派生版のWordleの1つがWordHurdleってわけ。
無印版Wordleとの違いなんだけど、無印版は5文字の単語を当てるんだけど、WordleHurdleは6文字の単語を当てるの。
WordHurdleは元々、Wordle2って名前だったんだけど、2022年3月25日にWordHurdleという名前になったわ(そしてURLも新しいものに)。
Wordle2がWordHurdleに名称変更されていました✨
— リン@英語学習×科学 (@eiko_eigo) March 24, 2022
実は私は攻略法のBlog記事を書いていたのでリライトが必要になってきました🤔
WordHurdle 131 4/6 #wordhurdle #peace
🤍💛🤍🤍🤍💛
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🤍🤍🤍💛💛🤍
💙💙💙💙💙💙https://t.co/fZblDCnvcl
WordHurdleのリンクはここにあるから、興味があるならたどってみてね。

うん、そしてWorHurdleにおいて効率的な絞れる単語を言うわね。
パターン1: 1手目がratine、2手目がcoulis、3手目がphlegm
パターン1は1手目がratine、2手目がcoulis、3手目がphlegm
- 1手目:ratine
- 2手目:coulisもしくはnerts
- 3手目:phlegm
これは文字の頻度順のみを考慮した手になるわ。
パターン2: 1手目がretain、2手目がcoleus、3手目がphlegm
パターン2は1手目がretain、2手目がcoleus、3手目がphlegm
- 1手目:retain
- 2手目:coleus
- 3手目:phlegm
これはパターン1と同様、文字の頻度順のみを考慮した手になるわ。
パターン3: 1手目がretina、2手目がslouch、3手目がmudbug
パターン3は1手目がretina、2手目がslouch、3手目がmudbug
- 1手目:retina
- 2手目:slouch
- 3手目:mudbug
これもパターン1と同様、文字の頻度順のみを考慮した手になるわ。
パターン4: 1手目がauntie、2手目がschorl、3手目がmudbug
パターン4は1手目がauntie、2手目がschorl、3手目がmudbug
- 1手目:auntie
- 2手目:schorl
- 3手目:mudbug
これは母音を優先的に割り出す手になるわ。
パターン5: 1手目がarouse、2手目がplinth、3手目がcomedy
パターン5は1手目がarouse、2手目がplinth、3手目がcomedy
- 1手目:arouse
- 2手目:plinth
- 3手目:comedy
これはパターン4と同様、母音を優先的に割り出す手になるわ。
母音/子音あぶり出し単語
母音/子音あぶり出し単語は次になります。
opiate, anomie, goalie, obelia,
hoagie, eonian, feijoa
phlegm, filmic, blowzy, skybox,
wejack, squawk, kvetch
WordHurdle攻略おすすめ単語
WordHurdleにおける個人的なオススメは、1手目arouse、2手目plinth、3手目comedy。
理由は1手目の単語がeで終わること、理由は英単語の最後の文字はeになるものが多いから。
そして、もう一つの理由は比較的覚えやすい単語であること。
それでは、この単語リストを参考にWordHurdleも楽しんでね。

まとめ

どう、エイコちゃんいけたかしら?

あら、おめでとう。
これをきっかけとしてボキャビルが楽しくできるようになればいいわね♪

さて、WordleですがアメリカのソフトウェアエンジニアのJosh Wardleが開発したゲームです。
元々、言葉パズルが好きな奥さんとJosh本人のために開発したものであり、これが世界中で人気になったという感じですね。
今はTwitter等のSNS界隈でも人気のようです。
Wordleをきっかけとして英語のボキャビルが好きになる人が増えればと思います。
それでは。

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英語上級者になりたい大学生のエイコです。