「科学的に正しい英語勉強法」レビュー、エビデンスチェックしました

book-review-kagakuteki-ni-tadashii 書評
リン先生
こんにちは!英語上級者になりたい方のサポート役、リンです♪
リン先生
今回は書籍の紹介です。
皆さんにおすすめできるかについて触れます。
エイコ
書籍ですね♪
どんな本ですか?

今回紹介するのは、「科学的に正しい英語勉強法」(メンタリストDaiGo著)よ。


タレントさんが出している本ね。

書籍
科学的に正しい英語勉強法
科学的に正しい英語勉強法/メンタリストDaiGo
Amazon 楽天

この本に関しても科学的視点と定質的視点でレビューしていきますね。


結論だけ知りたい人は、ここからジャンプできるから見てくださいね。

リン先生の実績
rin
  • 英検1級所持
  • TOEIC970
  • Twitterで英語ツイート継続中、フォロワー1,200人突破
  • 英会話歴2年
  • それでは「『科学的に正しい英語勉強法』レビュー、エビデンスチェックしました」と題してレビューをします。

    「科学的に正しい英語勉強法」の概要と特徴

    リン先生
    「科学的に正しい英語勉強法」の概要について述べます。

    著者はメンタリストDaiGo氏。


    タレントとして有名だけど、もの凄い読書家としても有名ね。

    エイコ
    そうなんですねー。
    どれくらい本を読まれるんですか?

    DaiGo氏の著書「知識を操る 超読書術」によると彼は1日に20冊読んでいるそうよ。

    書籍
    知識を操る 超読書術
    知識を操る 超読書術/メンタリストDaiGo
    Amazon 楽天 紙書籍 楽天 電子書籍
    エイコ
    なるほどー、1ヶ月に20冊ですかー。
    なかなかの読書家さんですねー。

    1ヶ月じゃなくて1日20冊よ、エイコちゃん。

    エイコ
    えー、1日20冊ですかーーー?!!

    すごいでしょう?


    私も読書はするけど20冊は買ったり、借りたりするだけでも大変ね。


    さて、本の概要を述べると本のタイトルどおりね。


    まさに科学的に正しい英語勉強法。


    あるべき勉強法をエビデンスに基づいて説明しているわ。


    エビデンスが何のか分からない場合はこの記事を読んでね。


    この記事です!

    evidence-and-english

    エビデンスに基づいた英語学習とは?


    例えばなんだけど本書では「分散学習」が効率的な勉強方法の一つだと述べているわ。


    「分散学習」は「いったん記憶したことを忘れかけてきたタイミングで反復して学ぶ」こと。


    図にするとこんな感じね。

    spaced-repetition
    エイコ
    へー、毎日コツコツ覚えることが大事だと思っていましたが、感覚を空けることが記憶の定着に大事なんですねー。

    そうよ。


    その仕組みを応用したのがオンラインフラッシュカードのAnkiだったりするの。


    …ということで、科学的根拠に則ってどういう勉強法が正しいのかを20-30個述べているのが本書ってわけ。

    「科学的に正しい英語勉強法」レビュー

    リン先生
    「科学的に正しい英語勉強法」レビューをします。


    エビデンスレビュー

    リン先生
    エビデンスレビューです。

    本書はエビデンスに基づいた英語勉強法だから妥当性は極めて高いと思うわ。


    ただし、次表の主張に関しては根拠が書かれていなかったからそのまま信じていいとまでは言えないわね。

    主張気になる箇所
    p19
    日本人が英語を話せない英語力以前の理由
    定質的な根拠はあるし筋が通っている。ただし、定量的なエビデンスは不足しているように見受けられる。例えば「切羽詰まった理由がない」という理由ならば、切羽詰まった状況のインド/フィリピン人と日本人の英語力の比較を出せば主張もより納得いくものになったであろう。
    p74
    簡単/基本的なことを繰り返す勉強法は効果がない
    「最新の研究によると」とあるが、それが示されていない。
    p102
    最強の学習法「ディクトグロス」
    何をもって最強かが示されていない。

    しかし、英語学習情報ってSNSや書籍でも多く発信されているけど、それらと比べるとかなりエビデンスに基づいていると思うわ。

    エイコ
    エビデンスを提示しない人もいるんですか?

    いるわよ。


    DaiGo氏の本は学習本の中ではエビデンスの提示はかなり多いほうだけど、エビデンスがゼロの本もあるわね。


    いわゆる「私はこれで英語学習が成功したので私の方法を真似しなさい」って本。

    エイコ
    あー、ありそうですね・・・。


    定質レビュー

    リン先生
    定質レビューです。

    このレビューでは私自身の主観レビュー、または世間一般でどんな評判があるかを見ていきます。


    私自身がこの本を一読して感じたのは英語学習を効率的にするために大事なポイントを多く掴んでいることです。


    例えば「交互学習」「分散学習」「精緻化」です。


    実はこれらは英語学習においては大事なことです。


    これらの知見は論文を調べたりしないと得にくいものばかりです。


    ゆえに著者のDaiGo氏は相当の知見をもってこの本を執筆していることが伺えます。


    したがってこの本に書かれていることに従えば効率的な学習ができる可能性は高いと思います。


    ただし、本書の主張の一部には明確な根拠が示されていないものがあります。


    書かれていることすべてを鵜呑みにせず、気になった主張は読者自身で調べてみることが大事かもしれません。


    最後にこの本にすごく大事な言葉が書かれていたので紹介します。


    私も強く同意しました。

    学習を続けることは、学習法が優れていることよりもはるかに大切だということは忘れないでください。

    「科学的に正しい英語勉強法」 p71より引用
    エイコ
    これはメモですね!


    「科学的に正しい英語勉強法」の評判

    リン先生
    「科学的に正しい英語勉強法」の評判について述べます。


    良い評判

    リン先生
    良い評判はこんな感じです。

    具体的!!
    英語の難しさを痛感するところもあったが、英語の学習にかかる時間、アプリ、教材が具体的かつ、脳科学的な英語の勉強法で良書だと思います。 しかし、経験上、単語を見て、忘れることを大切にして、ページをめくってとりあえず忘れながら単語帳一冊を3日で読んで、これを繰り返しまくることで2か月後にはほとんど覚えている感覚を大切にする事をみんなに知ってほしいので(ちなみにこの方法は最強の超反復勉強法なので、1~2年たってもほとんど忘れません)、それがあれば星5だとおもいます。単語一つ一つを書いたり、覚えてから次にっても結局忘れますから。それで挫折する人がほとんどだと思います。 この本でも言ってますが結局、文法よりも単語力と言ってますし。

    英語学習方法について、気づきの多い本であった
    【本書を読んで参考になったところ】 日本人が英語を話せない理由は7つあり、とりわけ「自信がない」「正しく話そうとする」などはよく言われていることである。

    「ジェスチャーが乏しい」という点については海外の方と接する機会がある方であれば痛感するポイントではないだろうか?

    ダイゴ氏の得意な手法なのだが、 全編通して、具体例や、エビデンスをちょくちょく含めて説明してくれるのでわかりやすい内容になっている。

    ※「自身の主張にとって都合の良いエビデンスを示せば科学的に正しいのか?」どうかということはここでは触れないでおく。

    エビデンスについては、 「大げさに手振りを交えて記憶したグループの方が単語の定着率が高い実験結果が出ています」など。研究結果を引っ張ってきて、自身の主張を補填するやり方は著者の得意な方法である。

    鼻に付くわけではないが、英語の学習について語るのに幾度となくナンパを例にして出してくるのが面白かった。


    イタリア人がナンパするときに、イタリア語を理解できない相手に対しても自信満々にあっけらかんと、身振り手振りで口説くこと。

    ナンパでは、失敗を気にせずトライしたほうが成功率が高いという実験の結果がある。

    ナンパで成功するには、最初の30秒が勝負だ。などなど。

    たしかに、英語とはすなわちコミュニケーションであるので完璧に言葉だけで意思疎通するのではない。ナンパとはゼロからコミュニケーションを開始して、異性を落とすわけだから、コミュニケーションという観点から見れば参考になるところは多いのだろう。

    「抹茶味のキットカットをお土産として買っていく」などの手法について。 実際にナンパ師が旅行に行くときに自身の国や出身地のスイーツを持参し「部屋に、お土産あるんだけど、来る?」のような流れで部屋に連れ込むという手法を聞いたことがある。

    ※あくまでも、ダイゴ氏が言いたいことは、「言葉以前のコミュニケーションスキルを身につけることも重要である」ということだ。

    【個人的に最も参考になったところ】

    ・優れた学習法を行うより、学習を続けることがはるかに重要である。
    ➡︎英語学習者に多いのだが、いろいろと効率的な学習を探して満足する人が多い。英語は筋トレに似ている部分があるので、実践を重視すべし。

    ・筋トレと英語学習に共通する部分の話。
    ➡︎負荷が高いほど、脳は鍛えられるという。 ここでいう負荷というのは、思い出そうと努力するプロセスを経ること。 頑張って思い出そうとするときは、ちょうど筋トレで持ち上がるかどうかギリギリのバーベルを上げようとするのと似ているのだと思う。やはり実践が大切だ。 私自身も、インプットして自己満で終わることが多いのでアウトプットに重点を置く学習方法に切り替えていかなければならない、

    ・文法に関して
    ➡︎文法は最低限のルールを学ぶのが目的とすべきで、「こんなルールがあったんだったな!」と思えるレベルを目指すべき。つまり、英語に対する「慣れ」を作るために学ぶということ。

    ・思い出す時間=想起する時間を持つこと。
    ➡︎学んだ内容について問題を解いてみること。インプットが目的ではなく、インプットした知識を思い出すことが大切。 インプット時間<アウトプット=思い出す時間 やはり、アウトプットが大切だということを再確認した。

    ・コツコツ少しずつやるよりも、短期間に濃密な英語漬けのような時間を持つほうが学習効率が高い。
    ➡︎日本人が英語を学習し、「抽象的な概念を説明できるレベル」=約4000時間必要。 だらだらとやるのではなく、まとまった時間濃密な学習をどれだけできるかが上達のポイントになりそうだ。この意味では、留学が最強である。これは、強制的に英語を使って思考し続ける必要に迫られるからだ。

    【そのほか面白かったところ】
    ・睡眠学習の方法についても面白い。
    ・ディクトグロスについて。
    ・アプリを使った効果的な学習。
    Duolingo や Ankiでは、英単語の感覚反復ができる。これにより忘れた頃に、想起することが可能であり学習効果が高い。

    【注意点として】
    この本の中で効果的な学習方法をわかりやすく解説してくれているので、勉強したつもりになってしまうが、あくまでも学習を続けなければ英語は身につかない。 1つでもいいから、自分に合う学習を取り入れて継続して進めていくことが必要だろう。

    【まとめ】
    総じて、気づきの多い本であったので私は高評価とさせていただく。自分の学習方法を見直したい人、無駄なことをやってる人、モチベーションを高めたい人、そんな方々にはオススメできるので是非読んでみてはいかがでしょうか?

    シャドーイングやディクテーションなどの訓練法を解説したほんではない
    よくある英語の勉強法の本のような訓練法の解説ではない所が面白かった。

    日本人が英語がなかなか習得できないのは「英語以外」の部分に問題があることを述べており

    その克服法の解説から始まる構成になっている。

    実際にこの本で紹介されている「精緻化」という記憶に残すテクニックがすごく使える。

    この本では、精緻化=要約と情報の関連付けと書かれていたが、実践すると記憶に残りやすく

    あらゆる勉強に対して使えるテクニックだと思った。

    その他いろんなテクニックが紹介されていて、それを実践するために使えるアプリなどの紹介もあり

    すごく参考になった。効率的に英語を勉強するために読んでおくといい本だと思う。


    悪い評判

    リン先生
    悪い評判はこんな感じです。

    読み物としては楽しいです
    読み終えてからの正直な感想は、「で、このタイトルの『科学的に正しい方法』って何だっけ?」でした。例えば前半部分の日本人が英語が話せない理由などは、一般的によく言われている内容でしたが、科学的という割にはエビデンスに乏しい気がしました(私のアメリカ人の友人は「西洋人が全員、フレンドリーでフランクなわけでもないんだよ!日本人以上にシャイな人間もいるんだよ!」とよく言っています)。

    軽い読み物としては面白かったので、語学が苦手だけど勉強したい人には、やる気アップしてオススメします。

    本気で書いてないかも
    国立大学大学院を質的分析を使って修了した者です。

    DaiGoさんが問題の切り口に使った、日本人の英語苦手意識について、わたしも学術論文調査分析で関わったことがあります。

    日本人の英語苦手意識の側面について、間違ったことは仰ってはいません。しかし、DaiGoさんなら、もっと論点を絞って解決の提案ができたのではないかと思いました。

    その点で本を購入された方の期待に達していないと考えました。

    製作されたアプリへの誘導に不満はありませんが、アプリ紹介後のDaiGoさんの本書への情熱が一気に消えたような構成に、アプリへの誘導が目的の本であったかのようなイメージが残りました。

    信憑性マイナス
    導入部分でオックスフォードの教授と専門的な会話をしたとあります。通訳が専門用語知らないから 著者が直接切羽詰まって話をしたとありました。 私の英語はペラペラの部類に入ると思います。仕事で英語を使うしレクサイル指数も一番上、というより制限なし。 気になってその動画を何本か見てみましたが、どこも専門的でなく私が通訳したほうがよかったのではないか?、通訳の方がこれうまく説明できないのだろうか?見逃していたら申し訳ない。

    この導入部分の?で、そのあとの本文全てが信ぴょう性が台無しだと思います。 脳科学のデータは著者ではなく、いろいろな研究者のデータを引っ張ってきているので、正しいのでしょうけれど。 あとがきでのインタビューダメ押しもいただけない。

    しかし、データは概ね正しいのであろうと思います。 同意できないとこも多々あり。 最強の勉強法がディクトグロスでないと思いますし。 レクサイル指数を紹介していますが、これを基に本は選ばないほうが良い。 著者は読みたい専門書を読んでいます。私も読みたい本しか読みません。

    結論から申し上げますと著者は ”学習を続けることは、学習法が優れているよりもはるかに大切” と書かれています。 これは、激しく同意です。日本語も使わない日が続くとどんどん忘れていってるのがわかりますし。


    「科学的に正しい英語勉強法」の評価

    リン先生
    「科学的に正しい英語勉強法」の評判について述べます。
    結論

    ◆おすすめ度
     ★★★★★★|★★|☆☆
     (10点満点中の8点…多くの部分で参考になる箇所がある)
     
    ◆おすすめできるか
     すべての人におすすめするわけではありませんが、読みやすい書籍で効率的な勉強法を知りたい人にはよいかもしれません。

     TOEIC、英検、TOEFL等、資格試験の攻略法等は書かれていないので了承下さい。

    ◆読後の効果
     科学的根拠があるので一定の効果があると思います。

    ◆本書の評判
     2021年12月現在、Amazonの評価は3.7。
     良い評判は「科学的根拠に基づいていること」。
     悪い評判は「一部、科学的根拠が明示されていない主張があること」です。
     これは私自身も読んでそう思いました。

    ◆本書の価格
     紙の書籍の販売のみで1,430円です。
     私個人だとこの値段なら買うよりも図書館から借りようかと思う値段です。

    ◆向いている方
     ・読みやすい本で英語学習の効率的な方法を知りたい方

    ◆向いていない方
     ・もっとエビデンスが提示されている本を望む方
     ・資格試験対策の内容を望む方
     ・英語の専門家が書いた本を望む方

    まとめ

    リン先生
    以上「『科学的に正しい英語勉強法』レビュー、エビデンスチェックしました」のお話でした!。

    …ということでビジネス書の中ではかなりエビデンスが提示してある書ね。


    賛否両論はあるみたいだけど、分かりやすい本から学びたいって人にはいいんじゃないかな。


    さてエイコちゃんはどうだったかしら?

    エイコ
    はい、今後学習本を買うときはエビデンスがあるかもきっちり見てみようと思いました!

    うん、この本を買うかどうかはともかくエビデンスに基づいた主張が大事なことは分かったみたいだね。


    さて本ブログでは、このように英語関連書籍を紹介してきます。


    もし気になる本があればこのブログ経由で買っていただけるとありがたいです。


    それでは。

    リン先生
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